コレクションの概要
Startrail PORTでは、SRR(Startrail Registry Record)を任意のグループでまとめて表示する機能を「Collection(コレクション)」と呼んでいます。この機能を使うことで、発行したSRRを体系的に整理し、より効果的に管理・表示することが可能になります。
コレクションとは?
コレクションとは、関連するSRRをユーザーが自由に設定した基準でグルーピングし、一貫した形で表現するための仕組みです。NFTのマーケットプレイスにおいてコレクション機能は標準的なものとなっており、Startrail PORTでもこの機能を実装することで、外部アプリケーションとの連携を強化し、SRRの管理をより柔軟に行えるようになりました。
☝重要: コレクションの管理者はライセンスアカウントであり、個人アカウントではありません。コレクションの作成・管理はライセンスアカウントを通じてのみ行うことができます。
コレクション機能の主なメリット
- 体系的な整理: 関連するSRRを任意の基準でグループ化できます
- 発見性の向上: コレクションとしてまとめることで、関連作品の発見がしやすくなります
- ブランディング強化: コレクション名とシンボルによって、独自のブランドアイデンティティを確立できます
- 外部連携の強化: NFTマーケットプレイスなど外部サービスでのグループ表示に対応します
- 管理の効率化: 複数のSRRを一括して管理できるようになります
コレクションの構成要素
コレクションには主に以下の要素が含まれます:
- コレクション名: グループを表す名称(例:「Spring season 2025」)
- シンボル: 3〜6文字の英数字で表現される識別子(例:「SPRNG」「ART21」)
- 説明文: コレクションの概要や特徴を説明するテキスト
- 所属するSRR: コレクションに含まれるSRR(NFT)のリスト
NFTエコシステムにおいて、コレクション機能はユーザーの作品体験を向上させる重要な要素となっています。Startrail PORTのコレクション機能を活用することで、これまで以上に自由度の高いNFT作品の表現・管理が可能になりました。
一般的なNFTコレクションとの違い
Startrail PORTのコレクション機能は、OpenSeaなどの一般的なNFTマーケットプレイスのコレクション機能と基本概念は同じですが、以下の点で特徴があります:
- Startrailの堅牢なインフラ上に構築されており、作品の信頼性と真正性が担保されています
- 発行者となるライセンスユーザーが独自のコレクションを作成・管理できます
- コレクションに所属するSRRには、通常のNFTよりも豊富な作品情報や来歴データを記録できます