2023年3月10日制定
スタートバーン株式会社
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Startrail PORT API/SDK利用規約(以下「本規約」といいます。)は、スタートバーン株式会社(以下「当社」といいます。)が提供し、公開されたStartrail PORT API/SDKの利用条件を定めるものです。当サービスのご利用には、事前に本規約の全文をご確認の上、本規約に同意いただく必要があります。また、本規約への同意の際にはStartrail PORT利用規約にも同意いただく必要があります。
1. 定義
本規約で使用する用語の意味は、次のとおりとします。
- 「API/SDK利用契約」とは、本規約に基づく当社と開発者の契約をいいます。
- 「開発者」とは、当社とAPI/SDK利用契約を締結することによりAPI又はSDKの利用をするユーザーをいいます。
- 「エンドユーザー」とは、開発者の提供するサービスのエンドユーザーをいいます。
- 「開発者サービス」とは、開発者がエンドユーザーに対して提供するサービスをいいます。
- 「Startrail」とは、当社がサービスとして提供するブロックチェーンを用いたアートのためのインフラストラクチャー・サービスをいいます。
- 「API」とは、Startrailとの連携を可能とする機能を提供するAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)であり、詳細はこちらのページで公開するものをいいます。
- 「SDK」とは、当社が提供する、第三者である開発者がStartrailとの連携を可能とするアプリケーションを制作するために使用するソフトウェア開発キットをいいます。
2. 使用許諾
2.1. 当社は、開発者に対し、開発者サービスを提供する目的の範囲内で、API/SDKの非独占的な使用を許諾します。
2.2. 開発者は、当社の事前の書面による承諾なく、API/SDKの利用権について、譲渡、承継、担保権設定その他の一切の処分をしないものとし、また、第三者に対して再使用許諾することはできません。
3. 開発者の義務
3.1. 開発者は、自らの判断で、エンドユーザーとの間で、開発者サービスの方法及び内容に関し、利用契約(エンドユーザー一般に適用される開発者サービスに関する利用規約に従って締結される契約を含む。)を締結するものとします。
3.2. 開発者がAPI/SDKを経由して当社のシステムにアクセスするために必要な、コンピュータ、ソフトウェアその他の機器、クラウド環境又はクラウド環境にアクセスするために必要な利用環境、通信回線その他の通信回線等の準備及び維持は、開発者の費用と責任で行うものとします。
3.3. 開発者は、開発者サービスに関し、コンピュータ・ウイルスへの感染防止、第三者によるハッキング、改ざん又はその他のネットワークへの不正侵入又は情報漏洩等を防止するために必要な安全対策を開発者の費用と責任で講じるものとします。
4. 当社の義務
4.1. 当社は、開発者に対し、当社の営業時間内においてAPI/SDKに関するエンドユーザーの問い合わせ対応と開発者に対するテクニカルサポートを行うものとします。
4.2. 当社は、API/SDKに関し、コンピュータ・ウイルスへの感染防止、第三者によるハッキング、改ざん、その他のネットワークへの不正侵入又は情報漏洩等を防止するために必要な安全対策を当社の費用と責任で講じるものとします。
5. 表明保証
5.1. 当社は、開発者に対し、API/SDK利用契約締結日において、当社の知る限りにおいて、次の事項を表明し、保証します。
- 当社が日本法により適法に設立され、API/SDK利用契約を適法に締結し、履行する権利能力を有すること
- API/SDKが、第三者の特許権、著作権、商標権、意匠権、実用新案権その他の一切の知的財産権に抵触せず、それらを侵害しないこと
5.2. 開発者は、当社に対し、API/SDK利用契約締結日において、開発者の知る限りにおいて、開発者サービスが、第三者の特許権、著作権、商標権、意匠権、実用新案権その他の一切の知的財産権に抵触せず、それらを侵害しないことを表明し、保証します。
6. 禁止行為
6.1. 開発者は、次の各号の行為を行わないものとします。
- API/SDK又はAPI/SDKを経由してアクセスする当社のシステム若しくはプログラムの全部又は一部を、複製若しくは改変し、又は逆コンパイル、逆アセンブル等のリバースエンジニアリングすること
- 当社のシステム等を第三者に使用許諾、販売、貸与、譲渡、開示又はリースすること
- 当社、当社の提携先、開発者以外のAPI/SDKの使用許諾先その他の第三者の知的財産権を侵害し、これらの者の財産・信用・名誉等を毀損し、プライバシー権、肖像権その他の権利を侵害すること
- 当社の事前の同意なく、当社の商標、社名及びロゴマーク等を使用すること
- API/SDK及びその派生物を当社から許諾を受けた目的外で使用すること
- 各種法令、又はAPI/SDK連携に関する諸規則に抵触する行為をすること
- 当社のシステム等の負荷を著しく増加させること
- API/SDKに対する第三者のアクセスを妨害すること
- 公序良俗に反し、他人に著しい不快感を与えるおそれのある行為をすること
- 当社の運営するサイト、サーバー、当社のシステム等に関し、コンピュータ・ウィルスを感染させ、ハッキング、改ざん、若しくはその他の不正アクセスを行う等、当社のシステム等の安全性を低下させること
- 前各号に準じる行為
6.2. 当社は、次の各号の行為を行わないものとします。
- 開発者、開発者の提携先その他の第三者の知的財産権を侵害し、これらの者の財産・信用・名誉等を毀損し、プライバシー権、肖像権その他の権利を侵害すること
- 開発者の事前の同意なく、開発者の商標、社名及びロゴマーク等を使用すること
- 各種法令又はAPI/SDK連携に関する諸規則に抵触する行為をすること
- 公序良俗に反し、他人に著しい不快感を与えるおそれのある行為をすること
- 開発者の運営するサイト、サーバー、開発者のシステム等に関し、コンピュータ・ウィルスを感染させ、ハッキング、改ざん、若しくはその他の不正アクセスを行う等、開発者のシステム等の安全性を低下させること
- 前各号に準じる行為
7. API/SDKの使用停止
7.1. 当社は、次の各号のいずれかによりAPI/SDKの一部又は全部の提供を停止することができます。
- 定期的な保守のために必要な停止期間を事前に定めて開発者に対し通知すること
- (1)以外に緊急のセキュリティ対策のために必要な臨時の停止期間を定めて開発者に対し通知すること
7.2. 当社は、7.1.(1)によりAPI/SDKの一部又は全部の提供を停止しようとする場合、開発者に対し、停止期間開始の10営業日前までに通知するものとします。ただし、緊急のセキュリティ対策を行う場合でやむをえない事由があるときは、事前又は事後速やかに開発者に対し通知するものとします。
7.3. 当社から通知を受けた開発者は、自ら必要と判断した場合、APIの一部又は全部の停止についてエンドユーザーへの周知をするものとします。その他API連携が停止又は制限されるときも同様とします。
8. API/SDKのアップデート
8.1. 当社は、その単独の裁量により、API/SDK のアップデートをすることができます。開発者は、当社によるAPI/SDKのアップデートの結果として必要となる開発者によるインテグレーションの変更について、開発者の費用負担で行うものとします。
8.2. 互換性がなかったり、機能を大幅に変更したりするような API/SDK のアップデートがある場合、当社は 60日前までに、お知らせするように努めます。また、直ちにAPI/SDKをアップデートする必要がある場合は、当社はできる限り開発者に事前に通知するように努めます。
8.3. 当社は、開発者又はエンドユーザーに対して、サポート、ソフトウェアのアップグレード、機能強化、又は API/SDK のアップデートを提供する義務を負いません。
9. 知的財産権
9.1. API/SDK及びその派生物に関連する一切の知的財産権は、当社に留保され、API/SDK利用契約により開発者に譲渡又は移転するものではありません。
9.2. 開発者又は当社は、API/SDKが第三者の知的財産権を侵害するという理由により、苦情、請求、差止めその他何らかの主張を受けた場合、直ちに相手方に通知するものとします。
9.3. 当社は、開発者より前項の通知を受けた場合、直ちに第三者の権利侵害の有無及び原因の調査を行い、自己の費用と責任で解決するものとします。また、第三者の権利侵害が開発者の指示・要望による場合など開発者の帰責事由によるときは、開発者は、自己の費用と責任で解決するものとし、開発者と当社いずれにも原因があるときは、その寄与割合に応じて責任を負担し、その負担内容は開発者と当社間の協議により決定します。
10. フィードバック
開発者が当社に対しAPI/SDK又はStartrailに関するコメント、提案又はフィードバックを提供する場合、当社は、いかなる義務や制限もなく、適切と考える方法でそのコメント、提案又はフィードバックを自由に使用、開示、複製、ライセンス供与又はその他の一切の利用ができます。
11. 契約終了時の措置
理由の如何を問わずAPI/SDK利用契約が終了した場合、開発者は、API/SDK及びその派生物並びにこれらに関連する資料のうち一般に公開されていない資料の全てを消去し、破棄するものとします。
12. 責任の範囲
当社は、開発者が当社の帰責事由により損害を受けた場合、これにより生じた通常の損害(特別損害、逸失利益を含まない。)について、開発者が当社に対して現実に支払った直近3か月分のAPI/SDK利用の対価の総額を上限として賠償するものとします。ただし、当該損害の発生が当社の故意又は重過失に基づく場合はこの限りではありません。
13. 事業譲渡等
当社は、当サービスにかかる事業を第三者に譲渡した場合、又は会社分割、合併等の組織再編その他事業が移転するあらゆる取引があった場合(以下「事業譲渡等」といいます。)は、本規約に基づく契約上の地位、権利及び義務並びに開発者から取得した情報を、事業譲渡等の譲受人に譲渡することができます。開発者は、事業譲渡等について本条であらかじめ同意します。
14. 本規約の変更
14.1. 当社は、いつでもその裁量で本規約を変更することができます。本規約を変更する場合、当社のウェブサイト上で、変更した新たな本規約を掲示します。本規約を変更する場合、当社は、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びに効力発生時期を、当サービス上での公表その他当社所定の方法により、周知し、又は開発者に対して通知します。
14.2. 前項の規定にかかわらず、当社は、法令上、開発者の同意が必要となる本規約の変更については、別途当社所定の方法で開発者の同意を取得します。
15. 分離可能性
本規約のいずれかの条項又はその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効又は執行不能と判断された場合も、本規約の残りの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して効力を有します。
16. 準拠法
本規約及び開発者と当社の関係については、日本法を準拠法とします。
17. 合意管轄
本規約及び開発者と当社の関係に関して万一紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
18. 言語
本規約は日本語版を正文とします。日本語以外の言語で記載された本規約と日本語版との間に矛盾がある場合は、日本語版が優先します。